看護師の免許を取るための流れと勉強方法

看護師免許の中身

看護師として働くために必要なのが「看護師免許」になります。この免許は試験に合格することによって取得することが出来るのです。

 

一般的な看護師免許とは「正看護師免許」のことで国家試験を突破し取得します。正看護師免許の他にも都道府県で受験する准看護師免許もあります。

 

ただし誰でもが試験を受けられる訳ではありません。試験を受けるためにも条件をクリアしなければならないのです。その条件というのは看護師としての知識やスキルをしっかりと身に着けているかどうかという点になります。

 

まず准看護師免許ですが、これは高校の衛生看護科か准看護師養成所にて所定の教育を受け、その後准看護師試験に合格すれば取得することが出来ます。いずれも3年という教育期間が設けられています。

 

正看護師免許については更に難しく、高校卒業後に看護師養成所や短大、大学の看護科で学ぶ必要があります。いずれも3年以上の教育期間が必要で、その後国家試験を受ける権利を得ることが出来るのです。国家試験を見事突破すれば正看護師として登録されるので、総合病院、大学病院、クリニックなど働く場所も広がります。

 

准看護師としてスキルアップしたい方は実務経験を積んだ後に看護師養成所にて2年間教育を受け、国家試験にチャレンジすることが出来ます。いずれにしてもしっかりとした知識を身に着けていないと国家試験は決して受からないと言えるでしょう。

 

更に正看護師からスキルアップしたい方には専門看護師や認定看護師といった資格があります。これは日本看護協会の資格認定制度によるもので、専門的な分野においてより高度な看護知識や技術を追求したい方には向いています。免許取得後に実務経験を積まないと資格認定試験を受けることも出来ないので、しっかりと臨床経験を積むようにしましょう。

 

看護師免許は他の免許制度と違い、一度取得すれば一生涯有効となります。結婚や子育てで一度現場を離れても再就職できるメリットがあるので、国家試験合格を目指して頑張っていきましょう。

 

 

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看護師の歴史と免許

看護師の原点は17世紀まで遡ります。当時は修道士たちが病人の世話をしていたのですが、それが看護師の歴史の始まりだと言われています。その後、19世紀後半に白衣の天使という代名詞を作ったナイチンゲールの登場によって近代看護が確立されました。

 

日本に看護という制度が導入されたのは明治時代頃です。医制が導入され、補助者としての役割が現代の看護師となっているのです。更に看護師としての職は注目され、昭和23年に看護師を規制する法律である保健婦助産婦看護師法が成立されます。この時にようやく国家試験が導入され、看護師免許が誕生したのです。

 

つまり、昭和23年以前は実質的な看護師免許は存在していなかったことになります。医師の指示の元、医療の補助を行っていたと思いますが、現代では考えられないような看護が行われていたことと思います。

 

更に昭和26年には准看護師制度も導入されますが、看護師はあくまでも補助者としての役割を確定させたもので、現在に至っても看護師としての立場はあまり向上されていません。

 

現代は高齢化社会が進み、訪問看護などを依頼する家庭も増えてきました。訪問看護の場合、医師が指示書を書いてそれに則って看護師が治療を行うことになります。しかし、現場に行けば急激に体調が悪化することもありますし、思った以上に深刻化していることもあるのです。そんな時にたびたび医師の許可を取って治療を行っていたのでは間に合わないこともあります。その場で臨機応変に対応でき、医師の許可を得なくても治療ができる看護師の存在も必要になってくると思います。

 

実際に海外では医師と看護師は同等の立場にあると言えます。特定の治療であれば看護師の判断によって行えるという制度も確立されているのです。現在の日本ではまだ古い考えが残っているので、先進国に負けない医療の進化を確立するためにも、看護師免許の改善や看護師の待遇などを見直していく必要があると思います。